2009年05月21日

高齢者体操



高齢者体操の目的で、一番に掲げられるのは、『いつまでも自分の足で歩きたい』ということではないでしょうか。誰でも、体力の向上をいつも目指していたいと思うものですが、高齢者の場合、今の健康をできるだけ維持できることを強く望むものでしょう。

「ADL対応型高齢者体操」というのがあります。「ADL(Activities of Daily Living)」とは、立つ、座る、歩く、横になる、起き上がるなどの、からだを動かせる能力のことです。この高齢者体操は、そのような能力の回復や維持を目的につくられているのです。

元気に生活できている人はもちろんのこと、横になることが多い人でも、無理なく取り組める高齢者体操なのです。高齢になると、心身ともに、いろいろな変化が起きてくるものですが、現在の能力を十分に使うことで、機能低下を防いでいこうというものです。

高齢者に適さないような、大きな動きなどは除かれた体操プログラムに作られていますし、体操の中に日常生活の基本となる動きが取り入れられています。歩行が困難な人にとっても、うまく参加できるようになっているのです。呼吸についても、大きく息を吸いこみ、意識して吐くといった、肺や心臓の機能を高め、血液の循環を改善することにつながるよう考えられています。

高齢者の数が増えていく日本にとっては、今後もどんどんこのような体操がおこなわれる機会が増えていくのではないでしょうか。指導者の注意を心にとめながら、安全に長く続けられる体操は大切です。

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Posted by てる at 07:00 │Comments(0)健康体操
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